壺屋焼体験@那覇市伝統工芸館 – memorandum #00003 –

08/09/2018

概要

沖縄県、那覇で最も有名な通り「国際通り」。
その「国際通り」沿いにある那覇市伝統工芸館では、沖縄県の伝統工芸品づくりにチャレンジできます。
前回の那覇滞在時には、素朴な色合いと風合いが美しい「壺屋焼づくり」に挑戦してきました。

レビュー

体験工房に行ってきたのは、3月のとある平日の午後。
13:00~の時間を予約。
偶然にもその時間の予約者は、友人と僕の二人きり。
貸し切り状態でした。

コースは二種類

壺屋焼コースでは、沖縄の守り神「シーサー」を作るコースと、ろくろを使ってカップやお皿を作るコースの2種類があります。

「ろくろ」コースを選択

僕は、以前にも体験工房に来ていて、すでに「シーサー」を対で作成済み。
と言うことで、今回は「ろくろ」コースを選択。
カップと、小さいサイズのボウルを今回作成することに。

◇「小さなボウル」を選択

ろくろコースの難しいところは、ろくろの回転にいかに流されず手先を上手に使い形成できるかというところ。
力を入れすぎても良くなく、同時に腕を体にうまく固定しないと指がろくろの回転に流されてしまう。
コツを飲み込むのは、一筋縄ではいきません。

しかし、苦戦しながらも、先生にフォローを頂き、最終的には、イメージ通りの形に。

◇こちらが「カップ」

友人は「シーサーコース」に挑戦

人気があるのは、友人が選択した「シーサーコース」。「ろくろコース」と違って、事前に先生が用意している土台を基に、パーツを体験者が作り、飾り付けていく流れ。
そのため、「ろくろコース」に比べて、子供から大人まで、親しみやすく、楽しみやすいといえます。
(「ろくろコース」はデザインイメージを考えたり、一から形を形成する分ちょっと大変なので、大人向けと言えます。)

土台やパーツを組み合わせるだけというと、画一的なデザインになりそうな心配もありますね。
しかし、そこは心配無用。
パーツを取り付ける位置や装飾の仕方で、同じものは一つとしてありません。
作者の個性があふれる表情豊かなシーサーが出来上がります(下の写真を見てください。どれも個性豊かではありまんか!)。

◇同じパーツからスタートしても、完成品は一つ一つが個性豊かに

所要時間

ろくろコースは60分
シーサーコースは120分

費用

どちらのコースも3,240円(税込み:2018年5月現在)

焼き上がり時間

30~60日程度。
「作品を乾燥させる」時間が必要なのと、作品が一定数集まってから窯で焼くために、少し時間がかかります。

焼き上がった商品が家に届くのを、ゆっくり待ちましょう(※送料が別途かかります)。

「壺屋焼」以外のコース

「壺屋焼づくり」以外にも、以下の4つのコースが用意されています。
-「琉球ガラスづくり」
-「琉球紅型づくり」
-「首里織づくり」
-「琉球漆器づくり」

所要時間はコースによってばらばら。ガラス作りならば、10分程度で作業が完了します。
滞在時間に合わせ、お好みの作品作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

自作した品物には、愛おしさが生まれます。
那覇から日常生活に戻った後も、作品を見れば、那覇での楽しいひと時を思い出す良い機会となることでしょう。

アクセス

那覇市伝統工芸館(てんぶす那覇)
住所:〒900-0013 沖縄県那覇市 牧志3-2-10
てんぶす那覇ビル2階
電話番号:098-868-7866

memorandumspot

Posted by Piti