肉の万世、「パーコーラーメン」の日 – memorandum #00015 –

08/09/2018

総括

年に一度、8月5日は、肉の万世さんの看板商品の一つ「パーコーラーメン」が特別価格で食べられる日である。

大好きな商品を、しかもお安く食べられる日。行かない理由はない。

2018年は、8月5日と6日、2日間の開催。税込み500円税込みで、おいしい「パーコーラーメン」を堪能したことの備忘録。

 

 

肉の万世オリジナル「パーコーラーメン」を食す

「パーコーラーメンとは」

「パーコーラーメン」は肉の万世さんが提供しているラーメンのこと。

旨みたっぷりのスープに、コシのある中華麺、その上に、ちょっと硬めの衣と歯ごたえのお肉(豚肉)の唐揚げがトッピングされている一品。まさに、それは肉屋さんの作る「ザ・ラーメン」と言える(僕は、そう考える)。特に、カリカリに揚げた豚肉の歯ごたえと旨みは、まさに極みというのがふさわしい(「あーたまらない」)。

 

コシのあるちぢれ太麺

少し太めでコシのある麺。伸びにくく、食べている間にコシが失われないところも気に入っている。僕は食べるのが遅いほうだから、麺類を食べると、後半は、しばしば伸びた麺を食べることになる。だから、最後の一口まで、しっかりとしたコシを感じるのはありがたい。

麺に小麦の旨みを感じるのも良い。粉っぽいわけではなく、噛むと程よい粉っぽさを感じる香りと、もちもち感があるのがいい。

麺とスープの絡みも良い。程よいスープの絡み付きが、麺の旨みと相まって、良いコンビネーションを生み出す。

 

トッピングはお肉、メンマ、もやし、ホウレンソウ

トッピングは、主役のお肉。その他にメンマ、もやし、ホウレンソウ。そして長ネギスライス少々。

カリカリの衣に包まれた豚肉。ちょっと硬めのこのお肉。噛み切れないほどではなく、すこーし硬いくらいの絶妙な歯ごたえ。赤身部分でだけでなく、脂身も適度に挟まれている。だから、口の中に入れると、肉の旨みと油の旨みが、同時にうまく広がって、至極の時が生まれる。

 

飲み干す旨さ、しょうゆベースのスープ

黄金色の澄んだ色のスープは、鶏がらのしょうゆベース。さらっとしたテクスチャーながらも、しょうゆがもたらす、程よい塩味感。それにガラの深いコク。

スープの味は、徐々に変化。鶏ガラ風味に、揚げ肉から溶け出す油の旨み、コクが加わるからだ。だから、スープは、最後まで飽きずに飲みほせる。

 

特別価格、500円なのだ!

普段は850円するこのパーコーラーメンだが、年に一度の「パーコーラーメンの日」は、なんとワンコイン。税込み500円。看板商品が、気軽に、たったの500円で食べられるなんて、ありがたい。

「8月」の「8」を「パー」、「5日」の「5」を「コー」に当て、「パー(8月)コー(5日)ラーメン」の日としているらしい。

新宿店だけでなく、秋葉原本店の店舗や日比谷の店舗等、都内5か所で、特別価格で提供。

 

事前告知もしていた

開催前から、事前告知をしていた。だから、店内は「大入り満員」。お客さんがひっきりなしにやって来る。しかし、(回転率の高い)ラーメン店なので、それほど行列で待つことはなく、順番は比較的早くやって来る。

 

お店の接客も手際が良く、席が空いたらすぐに片付け、さっと次のお客様を案内。店舗入り口で食券の販売補助をしながら、店内全体を見渡しコントロールする人、店内の配膳・片付けをする人、そして調理担当の方が上手に連携。忙しい中でも、丁寧なオペレーションをしていたのが好印象。

イベント時、応対がしきれず、ひどいサービスレベルになる店もある。しかし歴史ある店、万世だけあって、抜かりない対応をしているのは、さすが。

 

 

万世の皆さん、ありがとう。また、ね。

着席して、5分ほどで商品が提供され、20分近くかけて食した。「早く食べて!」と言うストレスを感じさせず、おいしい料理を自分のペースで食べられたのは、うれしい。

たくさんのお客様に、おいしい商品を、次から次へと提供するのは、大変だったはず。おいしく仕上げた商品を、温かい状態で、ストレスなく、快適に提供してくれたスタッフに感謝したい。

長い歴史が培った高い商品力を感じたとともに、それを支える多くの誠実なスタッフの方が、肉の万世にはたくさんいることを改めて感じた。


来年もまたぜひ、「パーコーラーメン」の日を、開催してほしい。今から、楽しみだ。
もちろん、普通の日に、再び食べに行くことも誓う(笑)。

 

 

肉の万世さんとは

肉の万世さんは、秋葉原に本店を持つ、肉料理専門店。秋葉原だけでなく、都内各所や郊外のロードサイド店も多数(利用したことのある人も多いのでは)。

特に秋葉原店は、ビル1棟がすべて万世。地下から最上階(10階)まで、ファミリーレストランをはじめ、ステーキ、焼肉、高級鉄板焼と様々なスタイルのお店がぎっしり。

その日の嗜好や予算に合わせて、自分に合ったスタイルのレストランが見つかるのがうれしい。そのうえ、外れなし。どの店で食べても、必ずや「おいしいお肉を食べられる」。絶対的な保証すら、感じる。少なくとも僕の経験では、自信をもってそう言い切れる。

機会があれば、ぜひ、肉の万世で、おいしい料理を食べてみてほしい。