皇居一般参観The Imperial Palace – memorandum #00013 –
総評
皇居、普段テレビで見ることはあっても、実際にその中を見ることはなかなかできない。
しかし、実は、皇居内の施設の一部を一般にも(それもほぼ毎日)公開している。
江戸城城壁の一部、宮殿、二重橋などを間近に観られる時間。
都心の一等地にありながら、一歩その中に入れば、手入れの行き届いた緑あふれる空間が。喧騒が全く聞こえない、静けさも印象的。
ツアーの受付は桔梗門
集合は、桔梗門。
東京駅から徒歩で向かった。
事前申し込みの書類を見せたのち、桔梗門から入ってすぐの「窓明館」へ。入館前には、荷物検査あり。刃物等を持っていないかを確認。
◇東京駅前の高層ビル群を抜けて、桔梗門へ
窓明館にてコース説明
「窓明館」では、係員から簡単なコース説明を受ける。
建物内には、売店あり。ここでしか買えない記念品やお土産を物色。お値段もお手頃なものが多く、気軽に買いやすい設定。(お箸のペアで600円とか、キーホルダー400円とか)
参加者を見てみると、日本人が3割くらい。残りは外国人観光客。アジア系は中国、韓国が多い印象で、4割くらい。残りは西洋系。
いよいよ参観スタート
参観は、すべて徒歩。所要時間は1時間15分。
当日は3つのグループに分かれて移動。日本語、英語、中国語のガイドさんが、それぞれのグループを引率。参加した日は、それぞれ、100~200人単位のグループ。
参観箇所
最初は元枢密院庁舎
江戸城 城壁
城壁を築いた各藩の家紋が見れとれます。
◇家紋が隠れている場所わかりますか?
富士見櫓
江戸城の大部分は消失。富士見櫓は、当時の姿のまま現存。
皇居内から、櫓を見つめると、その背後に大手町オフィス群が。
江戸時代と現代が融合した不思議な一枚が撮影できます。
◇白黒にしてみると、新旧の合わさる不思議な空間をより感じる。
宮内庁庁舎
テレビ等でおなじみの庁舎。戦後一時的に3階部分を宮殿として使っていた時期もあるとのこと。
宮殿東庭
宮殿
国内・海外の来賓客をもてなす場所して使われることもある場所。
私たちにとっては、新年参賀や天皇誕生日に、皇族方がお手振りする場所のイメージが強いところ。
◇松をイメージしたオブジェ。夜には点灯するそう。
お出ましになる一は、もっと高いかと思いきや、高さは3メールるくらいで、それほど高くもないことがわかった。
正門鉄橋(二重橋)
大手町側から眺めることはあっても、橋を実際にわたる機会が得られるとは想像していなかった。
橋げたのライトはLED化されているとのこと。
伏見櫓
こちらの櫓は、美術品を保管するのに適しており、実際利用しているとのこと。
(再び)宮殿
地下に200台分ほどの駐車場があるとのこと。
山下通り
皇居の中にの道にも、通りの名前が付けられているものがある。
◇山手通りの手前には、手入れの行き届いた松が。
蓮池豪
たくさんの蓮が、花を咲かせていた。
(再び)宮内庁庁舎
もう一度宮内庁前を通過。
(再び)富士見櫓
帰りに再び再度富士見櫓を見物できる。
富士見櫓を最後に参観したのち、窓明館へ再び戻り、参加証を返却して終了。
アッという間の、1時間と少しの参観。普段テレビで見たことのある場所を、実際に見ることは、貴重な体験。
気品と歴史を感じる空間は、東京のど真ん中にいることを忘れさせてくれる。
参加方法
事前申し込みがお勧め
事前にインタネット等で申し込む方法と、当日申し込みの2通り。
確実に参加したい場合には、事前申し込みがお勧め。事前申し込みは、各回200名まで。
当日申し込みは、先着順。各回300名ほどが申し込み可能とのこと。
実施回数と休止日
1日に午前と、午後の2回実施が基本パターン。
午前は10時から、午後は13時半から。
休止日は以下の通り。
・日曜日、月曜日
・国民の祝日に関する法律に規定する休日
(ただし土曜日である場合を除く)
・7月21日から8月31日までの午後
・12月28日から翌年1月4日までの日
・行事等の実施のため支障のある日(回)